道端の花を手折ること…(再掲)
見えてる世界は、誰として同じとは限らないのかもしれない。
ある日突然、自分と世界がズレてしまった。
そんな錯覚に蝕まれて、日々を疎外感の中で送る人々は、誰が救ってくれようかと、ただ待つばかり
誰も救うことのない僕らと、僕らを取り囲むこの世界は、どんなに期待しても、思うようにはいかないのに、世間の期待に今にも押しつぶされそうになる。
誰も救われないで生きているのに、何を期待されているのだろうか。
僕の歩む道端のあの花を手折る意味が、愛する誰かへの贈り物だったとしても…
道行く世間は、その罪を許してはくれないし
僕たちは世界を変えることができないし
アナタの明日も変わりはしないのにどうしてだろう
どうしても、この美しさを渡したかったんだ…